メモリーオブリバー（2001年生、母パッシングリバー）

メモリーオブリバー（2001年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「川での思い出（母より連想）」。毛色は鹿毛。種牡馬のデヒア（当時10歳）と交配したパッシングリバーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

8月24日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

10月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

3歳（2004年）

1月17日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリンタックスターに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた7戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず18着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。