ニュースター（2008年生、母リファールナカヤマ）

ニュースター（2008年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「新しい星」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時11歳）と交配したリファールナカヤマが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）中山牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

3月27日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は496kg。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月14日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2012年）

10月25日、約17か月の休み明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた4戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般B5 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエーシンディーバを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中1週で迎えた5戦目は、せせらぎ賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のボクノタカラモノに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

12月22日、中5週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた6戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って15着に敗れた。

5歳（2013年）

2月3日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

7月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月17日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた9戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた10戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月27日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のレッドフォーチュンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の福島放送賞（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

6歳（2014年）

1月13日、中8週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

2月24日、中5週で迎えた14戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。