ハギノプレミアム（1998年生、母ハギノピリカ）

ハギノプレミアム（1998年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時9歳）と交配したハギノピリカが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。戦績は、中央平地7戦0勝、地方35戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

4月29日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未出走（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

5月6日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未出走（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた3戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は西原玲奈騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

9月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で西原玲奈騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で西原玲奈騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

12月29日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネツダンサーから3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2002年）

1月8日、中0週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、文原学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で文原学騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月31日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のユウキキコウシをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

4月3日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスターテンビーに半馬身交わされて2着となった。

4月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニホンピロコリーグに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チャレンジセイエンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のラッキーステージを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

6月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は文原学騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

8月16日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で文原学騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

5歳（2003年）

1月23日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で文原学騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で文原学騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で文原学騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で文原学騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

3月13日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で文原学騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

7月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で文原学騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

7月24日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で文原学騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で文原学騎手（11戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で文原学騎手（12戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1-3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で文原学騎手（13戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月25日、中0週で迎えた31戦目は、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で文原学騎手（14戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で文原学騎手（15戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

6歳（2004年）

4月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた33戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で文原学騎手（16戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた34戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージ（園田ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は文原学騎手（17戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で文原学騎手（18戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた37戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で文原学騎手（19戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で文原学騎手（20戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

7月29日、中0週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた39戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で文原学騎手（21戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた40戦目は、3歳以上C1-1（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で文原学騎手（22戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた41戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で文原学騎手（23戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた42戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で文原学騎手（24戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。