フィレット（2020年生、母ルアンジュ）

Fillet

2020.03.29

フィレット（2020年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「髪紐、リボン」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したルアンジュが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月15日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は484kg。17頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオーグメントコードをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月27日、中5週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスの白菊賞（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

3歳（2023年）

2月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスのデイジー賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのフローラルウォーク賞（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

4歳（2024年）

2月3日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

5月5日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

2024年5月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。