エンセー（2006年生、母コーヒーカーニバル）

エンセー（2006年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「円盛。円空に血脈を与えた僧侶」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時13歳）と交配したコーヒーカーニバルが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、中央障害2戦0勝。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月23日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

3歳（2009年）

6月20日、約10か月の休養明けで迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したイーサンバブルにハナ差届かず2着となった。

7月12日、中2週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

8月30日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた6戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（2010年）

2月20日、中8週で迎えた8戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。