シャンギロンゴ（2007年生、母エラドゥーラ）

シャンギロンゴ（2007年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「テキーラベースのカクテル名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時8歳）と交配したエラドゥーラが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地9戦3勝。主な勝ち鞍は2011年の新津特別(500万下)。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月6日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサクラキングハーツを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳500万下の新緑賞（東京芝2300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

4歳（2011年）

4月30日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のサクラボールドに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。

5月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上1000万下の赤倉特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

11月19日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のナンデヤネンに1馬身の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

6歳（2013年）

4月21日、約17か月半の休み明けで迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の石和特別（東京芝1800m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月22日、中8週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の八ヶ岳特別（東京芝1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

8月31日、中9週で迎えた8戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の弥彦特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月20日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。