モエトレゾール（2007年生、母ウェディングピーチ）

モエトレゾール（2007年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時8歳）と交配したウェディングピーチが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。戦績は、地方21戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳(牝)。

経歴

デビュー前

鈴木啓之厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2010年）

2月5日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は471kg。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のイチゴバニラに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月1日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

8月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から43kg増やして迎えた3戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

10月4日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい12着に敗れた。

12月24日、中6週で迎えた8戦目は、3歳戦のポインセチア賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

5歳（2012年）

5月21日、約17か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3十一十二（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3十二十三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイヤマドンナを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

8月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアイスティアラに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

9月17日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスクーデリアを半馬身振り切ってファンの期待に応えた。

10月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3六七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、ホンシンワヒトツに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3四（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったチャンピオンロビンにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中4週で迎えた20戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（8戦3勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく14着に終わった。

6歳（2013年）

1月21日、中2週で迎えた21戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、大寒賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。