コンカーアゲン（2014年生、母タイキフレンチキス）

コンカーアゲン（2014年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「再び攻略する」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時7歳）と交配したタイキフレンチキスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ビクトリーホースランチ。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

4月9日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は510kg。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したマツリダウメキチにアタマ差届かず2着となった。

5月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で武藤雅騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のハードアタックに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。