ナリタヴィクトリー（2021年生、母ナリタモード）

Narita Victory

2021.05.24

ナリタヴィクトリー（2021年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+勝利」。毛色は栗毛。種牡馬のミッキーアイル（当時10歳）と交配したナリタモードが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は杵臼牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月17日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

3歳（2024年）

1月13日、中3週で迎えた2戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のメトゥスをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

6月15日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

7月21日、中4週で迎えた4戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた5戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では全く伸びず16着に終わった。

4歳（2025年）

3月20日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!近畿の酪農応援賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、新庄海誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート820m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた8戦目は、キャプテン渡辺☆来場記念（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新庄海誠騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた9戦目は、小谷哲平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート820m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた10戦目は、JA全農ラドファ杯（園田ダート820m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷哲平騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

10月17日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、駆けろ!パカっとゴールドロード（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷哲平騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた12戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた13戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、駆けろパカっと錦秋賞（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。