キスアンドクライ（2022年生、母アンラッシュ）

キスアンドクライ（2022年2月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「フィギュアスケートで競技終了後に選手と監督が採点発表を待つ場所」。毛色は青鹿毛。種牡馬のワンアンドオンリー（当時11歳）と交配したアンラッシュが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月26日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るルクスジニアを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2025年）

1月18日、中8週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳1勝クラスの菜の花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、5着に終わった。