タカラリード（2010年生、母インディアンファイル）

タカラリード（2010年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時14歳）と交配したインディアンファイルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、地方27戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2013年の的場文男賞。

経歴

デビュー前

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

5月3日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマンボマーチに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、チェリーサターンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ヤーブルースに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月27日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

11月27日、中5週で迎えた13戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2013年）

1月23日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたワイエスエース決め手に屈してアタマ差の2着となった。

2月21日、中3週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったロイヤルキングにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた20戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったアンルヴェプルミエに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

6月6日、中2週で迎えた21戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた22戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアマクサマンボをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月2日、中2週で迎えた24戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

8月30日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月20日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた26戦目は、3歳戦の的場文男賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマキシマムルーチェをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

11月8日、中6週で迎えた27戦目は、すみだ特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。