コーダリー（2009年生、母キュンティア）

コーダリー（2009年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ワインを表現する言葉。余韻の長さを表す単位」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時11歳）と交配したキュンティアが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月17日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月7日、中2週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ニシノビークイックに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のクラヴェジーナをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月29日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に終わった。

3歳（2012年）

1月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳500万下（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

4月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた9戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

12月1日、約6か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

4歳（2013年）

5月4日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の石打特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は川須栄彦騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

11月9日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。