オプレスバイオ（1994年生、母ディシイペイティング）

オプレスバイオ（1994年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時6歳）と交配したディシイペイティングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方46戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の一般C4ト C5イ。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月10日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

3歳（1997年）

8月3日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月10日、連闘で迎えた3戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた4戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月25日、中8週で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4歳（1998年）

1月6日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヲ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた8戦目は、一般C5ヲ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシェリフズクインに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月18日、中2週で迎えた9戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月21日、中3週で迎えた10戦目は、一般C4ト C5イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトリデジョイナーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月13日、中2週で迎えた11戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月18日、約6か月半の休み明けで迎えた12戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヌ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5ト（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた14戦目は、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5ト（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングホープに3馬身の差をつけて3勝目を収める

12月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月28日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月7日、連闘で馬体重を前走から18kg絞って迎えた19戦目は、一般C5ト（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（10戦3勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C5ヘ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノマルシゲをクビ差制して4勝目を掴み取った。

4月25日、中2週で迎えた22戦目は、一般C5（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月2日、連闘で迎えた23戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（14戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のアタゴフェイウアに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（15戦5勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた26戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（16戦5勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた27戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後はセイエイダイナと並んで4着同着となった。

8月9日、中2週で迎えた28戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（17戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた29戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（18戦5勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた31戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（19戦5勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた32戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（20戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた35戦目は、一般C5リ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（21戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた36戦目は、一般C5ヌ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（22戦5勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグバンバンからクビ差の2着に惜敗した。

6歳（2000年）

1月8日、中1週で迎えた37戦目は、一般C5ヘ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（23戦5勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた38戦目は、一般C5リ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（24戦5勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた39戦目は、一般C5リ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月20日、中5週で迎えた40戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた41戦目は、一般C5ト（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた42戦目は、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた43戦目は、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた44戦目は、一般C5ロ（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた45戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた46戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた47戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月13日、中1週で迎えた48戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた49戦目は、一般C5（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本大寿郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた50戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本大寿郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月5日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた51戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた52戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。