ウィークエンド（2001年生、母カリスタエスパー）

ウィークエンド（2001年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「週末」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時16歳）と交配したカリスタエスパーが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は谷山和喜。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

9月13日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月8日、中5週で迎えた3戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカスケードを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2004年）

1月18日、中9週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

4月25日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

8月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

8月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

10月31日、中9週で迎えた9戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。