スイートサブリナ（2004年生、母スイートテレーゼ）

スイートサブリナ（2004年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時16歳）と交配したスイートテレーゼが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

1月21日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

9月15日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

10月29日、中5週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るカイテキボスを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

11月27日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のジョイフルマルコを3/4馬身振り切って2勝目をつかんだ。

12月28日、中3週で迎えた5戦目は、一般C1九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

4歳（2008年）

1月14日、中1週で迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

2月18日、中4週で迎えた7戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦2勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したオーミバンディエラを差し切れず、3馬身差の2着となった。

3月28日、中2週で迎えた9戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のアクアマリン特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた10戦目は、こじし座特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（5戦2勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく12着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、たて座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた12戦目は、こぎつね座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた13戦目は、自由が丘特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。