タヤスロマンス（2000年生、母スカーレットリボン）

タヤスロマンス（2000年4月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋恋愛、牝馬らしい響きなので」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時9歳）と交配したスカーレットリボンが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファ-ムから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、上野育成牧場によって5,250万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

8月11日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3歳（2003年）

4月5日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。