サンダーバイオ（1990年生、母セビリアローズ）

Thunder Bio

1990.03.17

サンダーバイオ（1990年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のナトルーン（当時6歳）と交配したセビリアローズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道苫小牧市、生産者は藤澤 昭勝。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

7月19日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3歳（1993年）

1月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したニッポーグランプリを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

2月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島信行騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

4月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

6月13日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（5戦0勝）。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。

7月17日、中4週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。