ドルチェシチー（1996年生、母ヤングアスワン）

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,200万円（3万×400口）で一口馬主が募集された。

3歳（1999年）

3月28日、デビュー戦は柿元嘉和騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未出走（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は416kg。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、6着を確保した。

5月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた5戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のケヤキ賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のレオエチゼンをハナ差振り切って初白星を挙げた。

11月27日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた9戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4歳（2000年）

1月9日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。