ウータンビート（2022年生、母ウーレンボル）

Hutan Beat

2022.04.05

ウータンビート（2022年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時13歳）と交配したウーレンボルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は清水牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

8月15日、デビュー戦は西啓太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月8日、中5週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた5戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のネフェルトゥムに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2025年）

1月17日、中6週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷内貫太騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦のひなぎく特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷内貫太騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷内貫太騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のマトバダンス賞（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で谷内貫太騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で谷内貫太騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

8月14日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で谷内貫太騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したコパノマデリンを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

9月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で谷内貫太騎手（7戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナイトウォーリアにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月8日、中4週で迎えた13戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、オリオンザサンクス賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニホンダイラに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中4週で迎えた14戦目は、ルビー・フィズ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたスピリチュアル決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。