バベルノトウ（2016年生、母クインズプレイヤー）

バベルノトウ（2016年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バベルの塔。天国への階段」。毛色は鹿毛。種牡馬のタートルボウル（当時14歳）と交配したクインズプレイヤーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C2三。

経歴

デビュー前

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

1月27日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

5月18日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

7月27日、中9週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2020年）

4月15日、約9か月の休養明けで迎えた4戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた7戦目は、静内川賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月2日、中4週で迎えた8戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、ショシベツの滝賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた10戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた11戦目は、ホクレンの卵「樹のめぐみ」賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、日高町商工会賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したサンラディウスを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C34 C41（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本咲希到騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、上杉周大スタートライン賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山本咲希到騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月15日、中5週で迎えた16戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のニシノモエをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5歳（2021年）

1月13日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ヴァシリアスに交わされて2馬身差の2着となった。

2月3日、中1週で迎えた20戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、マンサク賞（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（6戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた25戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

5月12日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた28戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月23日、中7週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた29戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は長尾翼玖騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。