インディビスティー（2006年生、母サテンノホシ）

インディビスティー（2006年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時19歳）と交配したサテンノホシが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、地方17戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年のサファイア賞(一般B3二)。

経歴

デビュー前

松浦備厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2008年）

7月27日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したムサシマックスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3歳（2009年）

2月16日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のアポロハピネスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月20日、中6週で迎えた5戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のロケットマティをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月2日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイトルピナス特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアマリリス特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のロイヤルデジタルに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月19日、中3週で迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、はくちょう座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモコンテンダーを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月24日、中4週で迎えた9戦目は、サファイア賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシーキングドーラに1馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。

10月1日、中4週で迎えた10戦目は、アーバンステージ神無月賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

11月6日、中4週で迎えた11戦目は、トパーズ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた12戦目は、ステンドグラス賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

4歳（2010年）

8月15日、約8か月半の休み明けで迎えた13戦目は、ドリーミーナイト賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、東京中日スポーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた15戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、デイリースポーツ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

10月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、エリダヌス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた17戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、リゲル賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。