スライビングロード（2022年生、母ダイワエルシエーロ）

Thriving Road

2022.04.04

スライビングロード（2022年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「繁栄の道」。毛色は栗毛。種牡馬のレイデオロ（当時8歳）と交配したダイワエルシエーロが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

福永祐一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月29日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したワースにハナ差届かず2着に甘んじた。

11月30日、中8週で迎えた2戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のワイドクリーガーに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2025年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3月8日、中2週で迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

6月29日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの青島特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月6日、中9週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のアンジョルラスを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

9月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のバレルターンを3/4馬身振り切って制した。

11月15日、中6週で迎えた8戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマイネルチケットにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。