サイマルタシュ（2002年生、母タシュジール）

Saimaly Tash

2002.05.16

サイマルタシュ（2002年5月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のBehrens（当時8歳）と交配したタシュジールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

12月20日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3歳（2005年）

3月30日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のノトダルクに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月29日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

9月29日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、オートボンバーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。