ヴィーヴァシャトル（2006年生、母ウッドスペル）

ヴィーヴァシャトル（2006年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「万歳（伊）＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時12歳）と交配したウッドスペルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松栄牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害14戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

6月21日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月19日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、6着を確保した。

3歳（2009年）

3月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/不良）に出走。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた6戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクリールエイトをアタマ差振り切って未勝利戦を制した。

6月7日、中6週で迎えた7戦目は、3歳500万下のロベリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月29日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが劣勢になり18着に終わった。

4歳（2010年）

1月17日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

4月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月15日、中5週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2011年）

1月9日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

2月6日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月7日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で江田勇亮騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月26日、中6週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で江田勇亮騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で江田勇亮騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月21日、中5週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田勇亮騎手（7戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で江田勇亮騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月13日、中8週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で江田勇亮騎手（9戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月11日、中3週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で江田勇亮騎手（10戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2012年）

1月9日、中3週で迎えた22戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

2月5日、中3週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月7日、中8週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（11戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。