ベストグレード（1993年生、母マネーバンドル）

ベストグレード（1993年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時7歳）と交配したマネーバンドルが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦3勝。主な勝ち鞍は1996年のからたち特別。

経歴

デビュー前

福永二三雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1995年）

7月8日、デビュー戦は宮浦正行騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンキョウドラゴンに約17馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

7月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホクソウコギクに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月8日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の青雲賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1996年）

1月17日、中6週で迎えた5戦目は、3歳戦のゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳戦のからたち特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮浦正行騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクラライデンオーをクビ差制して久々の一戦を物にした。

11月3日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の立冬特別（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた8戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

4歳（1997年）

1月7日、中4週で迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の東雲賞（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5歳（1998年）

10月3日、約21か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。