テイシュウシンゲキ（1984年生、母クインドラゴン）

テイシュウシンゲキ（1984年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時7歳）と交配したクインドラゴンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地5戦1勝、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は1986年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

11月29日、デビュー戦は柴田政見騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田政見騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のハギノイーグルトムに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1987年）

7月26日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、出口隆義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で出口隆義騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出口隆義騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

10月5日、中6週で迎えた6戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、4歳（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（水沢ダート1420m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（水沢ダート1420m 小雪/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（1988年）

5月6日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。