マンモスラッチー（1987年生、母サフアイアオブペルシア）

マンモスラッチー（1987年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドレツト（当時8歳）と交配したサフアイアオブペルシアが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方17戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年のプロキオン特別(C2)。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月27日、デビュー戦は町田義一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1400m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で町田義一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジングウスキーに交わされて5馬身差の2着となった。

3月25日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月26日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のムソーナイスに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、プロキオン（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1991年）

4月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井敏雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチフジオーから半馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井敏雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーマフバーに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

5月4日、連闘で迎えた9戦目は、獅子吼賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井敏雄騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井敏雄騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカガエイシュンに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

11月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井敏雄騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C3-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉井敏雄騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノースマドンナをアタマ差制して4勝目を挙げた。

12月17日、中1週で迎えた13戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉井敏雄騎手（8戦4勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1992年）

4月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井敏雄騎手（9戦4勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月26日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井敏雄騎手（10戦4勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉井敏雄騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエポツクメーキングに半馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

5月26日、中1週で迎えた17戦目は、若葉賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井敏雄騎手（12戦5勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた18戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉井敏雄騎手（13戦5勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月21日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉井敏雄騎手（14戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウデールに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月7日、中1週で迎えた20戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉井敏雄騎手（15戦6勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた21戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。