イイデテンジン（1992年生、母クリムゾンラトラー）

Iide Tenjin

1992.05.02

イイデテンジン（1992年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアウザール（当時9歳）と交配したクリムゾンラトラーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ローレルファーム。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

10月16日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（1995年）

10月15日、約10か月半の休養明けで迎えた5戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。