ニシノショコラ（2016年生、母セイウンクロエ）

ニシノショコラ（2016年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋チョコレート（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時10歳）と交配したセイウンクロエが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は西山牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C3 11。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

8月4日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月29日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

11月4日、中4週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた3戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したワンワールドラインに半馬身届かず2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のツガニうどん特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミコムーンライトに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた5戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の柚子酢特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた6戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のケフェウス特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアンドロメダ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシェナパドメに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3歳（2019年）

1月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったライオンロックをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

2月11日、中1週で迎えた11戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の祝川村文乃初凱旋特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた13戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた14戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の草加部消防団来場特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西森将司騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた19戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（高知ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は西森将司騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた22戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の鎌倉から初の高知特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西森将司騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3 18（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西森将司騎手（10戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた26戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は妹尾将充騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、大会中に生中継☆特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、じねんじょのすまし汁特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったツィンクルソードに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月7日、中1週で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた30戦目は、いつもありがとう特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2020年）

1月1日、中0週で迎えた31戦目は、一般C3 15（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3 16（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本雄大騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3 16（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

2月12日、中2週で迎えた34戦目は、スナップエンドウの卵とじ特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

2月19日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（14戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったアシタノカゼを半馬身捉え切れず1着待望の初白星を挙げた。

3月3日、中1週で迎えた36戦目は、甘里シュガーデビュー4周年特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手（15戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3月11日、連闘で迎えた37戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西森将司騎手（16戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた38戦目は、中川壮太社長生誕特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西森将司騎手（17戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた39戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西森将司騎手（18戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

2020年4月3日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。