キングトワイニング（2001年生、母カルサビナ）

キングトワイニング（2001年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王＋父名（父を越えるように）」。毛色は鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時10歳）と交配したカルサビナが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年のアタックチャレンジII。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中島牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

北川数男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

4月9日、デビュー戦は中村裕司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 雪/稍重）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、中7週で迎えた3戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジI（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネマサデュークからハナ差の2着に甘んじた。

7月9日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノウルフから半馬身差の2着となった。

7月15日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャンハイチキータから8馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた8戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウイルテーストに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（1）（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月23日、中8週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若武者特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に終わった。

3歳（2004年）

1月29日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキングミシエロに詰め切れず、8馬身差の2着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた14戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。

11月3日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた15戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のL-WING・マルシェ賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4歳（2005年）

1月20日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

2月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったアイカワファーストに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月5日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井竜一騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月10日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2三四（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井竜一騎手（7戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井竜一騎手（8戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉井竜一騎手（9戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で吉井竜一騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。