マーゴットワーズ（2019年生、母スノーピアサー）

マーゴットワーズ（2019年2月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ニューヨーク州にある島の名前」。毛色は青毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時10歳）と交配したスノーピアサーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高昭牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,375万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、前田良平によって990万円で落札された。

小林真也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月7日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。17頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

10月17日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

11月28日、中5週で迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

3歳（2022年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月13日、中9週で迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた8戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

6月11日、中6週で迎えた9戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のマイネルイージスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの二本松特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

4歳（2023年）

6月18日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた12戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月1日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラスの御在所特別（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラスの香嵐渓特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

9月23日、中8週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

11月25日、中6週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（5戦1勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

2023年11月29日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。