アオラキ（2020年生、母カスタディーヴァ）

アオラキ（2020年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ニュージーランドのクック山の別名。雲を貫く(マオリ語)」。毛色は白毛。種牡馬のゴールドシップ（当時11歳）と交配したカスタディーヴァが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2024年の一般A7。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月3日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では非凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月16日、中8週で迎えた4戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

3歳（2023年）

2月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4月8日、中5週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月17日、中6週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた12戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

8月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

10月29日、中9週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラスの聖籠特別（新潟芝1800m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鷲頭虎太騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷲頭虎太騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

4歳（2024年）

1月20日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート2400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で鷲頭虎太騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラスの足立山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷲頭虎太騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

3月4日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、雪間草特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた19戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般A7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のヘラクレスノットに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月10日、中2週で迎えた20戦目は、土筆特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた21戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。