オンワードバビロン（1988年生、母ペルドリクス）

Onward Babylon

1988.04.09

オンワードバビロン（1988年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロングリート（当時9歳）と交配したペルドリクスが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

橋本輝雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

11月10日、デビュー戦は根本康広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/重）に出走。馬体重は498kg。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（1991年）

3月2日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

6月23日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたユニノグリーン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

8月4日、中5週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は根本康広騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（1992年）

2月8日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。