ユキノガーディス（1985年生、母サランボー）

ユキノガーディス（1985年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカジユン（当時6歳）と交配したサランボーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方16戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年のかささぎ賞(C1)。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

7月26日、デビュー戦は湯窪幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で湯窪幸雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい5着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で湯窪幸雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で湯窪幸雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で湯窪幸雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月25日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で湯窪幸雄騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1700m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

3歳（1988年）

2月13日、中9週で迎えた10戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフアイアーバースに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月13日、中1週で迎えた12戦目は、江見和浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月15日、中8週で迎えた13戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江見和浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江見和浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江見和浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江見和浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた17戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江見和浩騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月6日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江見和浩騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月21日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で江見和浩騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は吉原正和騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニメイジーから1馬身半差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサコトブキから7馬身差の2着となった。

10月9日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は江見和浩騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江見和浩騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のガンバリタローに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のボーベルズに5馬身の差をつけて3勝目を収める

12月12日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江見和浩騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。