ラストスピリッツ(2021年生、母スペシャルフロート)
Last Spirits
2021.05.06
ラストスピリッツ(2021年5月6日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最後の+魂」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー(当時15歳)と交配したスペシャルフロートが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。
経歴
デビュー前
2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、伊藤良兵によって1,540万円で落札された。
緒方努厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(2023年)
7月23日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬(中京芝2000m 晴/良)に出走。馬体重は482kg。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に終わった。
9月30日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利(阪神芝1800m 外回り 晴/良)に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。
11月4日、中4週で迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利(東京芝2000m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。
3歳(2024年)
1月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利(小倉芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は菱田裕二騎手(1戦0勝)。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はリケアヴィオレと並んで3着同着となった。
2月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利(小倉芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手(2戦0勝)。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。
4月14日、中7週で迎えた6戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(福島芝2000m 晴/良)に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利(新潟芝1800m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手(1戦0勝)。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。
6月8日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利(函館芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は菱田裕二騎手(3戦0勝)。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利(函館芝1800m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手(4戦0勝)。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい13着に敗れた。
7月28日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利(札幌芝2000m 曇/重)に出走。鞍上は横山和生騎手(1戦0勝)。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。
8月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利(札幌ダート1700m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山和生騎手(2戦0勝)。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。
10月4日、中5週で迎えた12戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二(園田ダート1400m 曇/不良)に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。
10月24日、中2週で迎えた13戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、稲富菜穂☆小堺翔太来場記念(園田ダート1400m 曇/稍重)に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2一(園田ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で長尾翼玖騎手(1戦0勝)。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。