ケイアイマウント（2002年生、母オークアリダー）

ケイアイマウント（2002年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋山」。毛色は栗毛。種牡馬のタバスコキャット（当時11歳）と交配したオークアリダーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は野々宮牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回、地方19戦0勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、野々宮牧場から「八戸11月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

12月4日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は524kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったビービーパンチに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3歳（2005年）

1月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸びを見せたが、伸びてきたロードセレブレイト決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

1月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 小雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、極端なハイペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のローレルシードをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月29日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から43kg増やして迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、フロイデ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

4歳（2006年）

1月17日、中2週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

2月14日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、東芝ライテック賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

3月1日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた11戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上A1（姫路ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた14戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1二（園田ダート1230m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月5日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月30日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた17戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

6月23日、連闘で迎えた18戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた19戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般A4（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた20戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、一般A5（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた21戦目は、コーカサスオオカブト特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

8月18日、中0週で迎えた22戦目は、立秋特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた24戦目は、飛騨美濃合併130周年記念西濃地域特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で目迫大輔騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で目迫大輔騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

11月6日、中5週で迎えた26戦目は、養老特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で目迫大輔騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。