ダイリュウペガサス（1984年生、母ダイニモアー）

ダイリュウペガサス（1984年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスカレー（当時15歳）と交配したダイニモアーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大城康伸。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1986年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

6月22日、デビュー戦は本間忍騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

6月28日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

9月6日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は本間忍騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスノーヒットに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

10月5日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（福島芝1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた6戦目は、中野渡清一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンの福島アラブ3歳ステークス（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野渡清一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳オープン（中山芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は本間忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

3歳（1987年）

1月6日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1800m 晴/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた10戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。