カリーニョ（2021年生、母ジェラシー）
Carino
2021.02.08
カリーニョ（2021年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「博愛(西)」。毛色は栗毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時9歳）と交配したジェラシーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2023年）
11月19日、デビュー戦はJ.モレイラ騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。
3歳（2024年）
3月16日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月4日、中6週で迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のダノンホイットニーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
7月6日、中8週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラスの若戸大橋特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。
8月31日、中7週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの香嵐渓特別 バーレーン賞（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。
10月26日、中7週で迎えた6戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4歳（2025年）
2月2日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの戸畑特別（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。
3月1日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラスの脊振山特別（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚を持続できず、最後はティータイムと並んで5着同着となった。
4月26日、中7週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラスの飯盛山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルモメンタムに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの西部スポニチ賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
9月14日、中8週で迎えた11戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの能勢特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアレナリアに3/4馬身届かず2着に敗北した。
10月26日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの村上特別（新潟芝2000m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（6戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。