タハラウイナー（2003年生、母タハラオーカン）

タハラウイナー（2003年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋勝利者」。毛色は鹿毛。種牡馬のサイレントハンター（当時10歳）と交配したタハラオーカンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は田原牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦0勝2着1回。2006年の荒尾商工会議所杯で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

7月16日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は404kg。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3歳（2006年）

1月25日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミヤマキリシマ特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

4月9日、中8週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた7戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのスイートピー賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンの荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、えびの特別（荒尾ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた14戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

9月12日、中4週で迎えた15戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月19日、連闘で迎えた16戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた18戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた19戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山伸一騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムキーマンから7馬身差の2着となった。

4歳（2007年）

1月4日、中8週で迎えた20戦目は、青柳健一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた21戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第1戦）（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた22戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

2月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。