オルミラベル（2022年生、母ラインハート）

オルミラベル（2022年1月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金(仏)+フランス特産の甘い果物」。毛色は栗毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したラインハートが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

上村洋行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月14日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

11月2日、中6週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 雨/重）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3歳（2025年）

1月12日、中9週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み7着に沈んだ。

4月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

6月15日、中9週で迎えた5戦目は、舟山瑠泉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

7月27日、中5週で迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオッシレイションを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンカーバインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、加藤聡一騎手誕生日（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のLJS名古屋ラウンド第2戦（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。