ナリタプレジデント（2014年生、母エイシンジョアンナ）

ナリタプレジデント（2014年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋会長」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時12歳）と交配したエイシンジョアンナが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はサンライズステイブル。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平井克彦から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、オースミによって3,996万円で落札された。

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

2月26日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったザクイーンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったメイショウテンシャに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったアドマイヤジョラスにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中4週で迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のシシャルディンに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

11月19日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の長良川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。