タイトダンディー（1996年生、母オカノスカーレット）

タイトダンディー（1996年3月11日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイトスポット（当時9歳）と交配したオカノスカーレットが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額3,200万円（16万×200口）で一口馬主が募集された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

9月13日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

3歳（1999年）

5月30日、約8か月半の休養明けで迎えた2戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のインターシリーズを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月17日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

4歳（2000年）

5月14日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、越後特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。