フセトップ（1987年生、母フセピット）

Fuse Top

1987.05.27

フセトップ（1987年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプルラリズム（当時7歳）と交配したフセピットが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地2戦1勝2着1回、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

中村覚之助厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

3月11日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカンキオーに半馬身届かず2着となった。

3月18日、連闘で迎えた2戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のテキサスシチーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1991年）

2月2日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクインフオルテーに5馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

2月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、中尾則行騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミンドライトに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月13日、中7週で迎えた5戦目は、菜の花特別（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。