アップルシチー（2001年生、母カンキョウイチコ）

アップルシチー（2001年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「リンゴ＋冠名。瑞々しいりんごをイメージして」。毛色は鹿毛。種牡馬のベストタイアップ（当時9歳）と交配したカンキョウイチコが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐々木正。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木正から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月29日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は408kg。17頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。

3歳（2004年）

1月11日、中5週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月16日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた6戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

8月8日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。18着に終わった。

9月12日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。