ケープオブストーム（2017年生、母カラベルラティーナ）

ケープオブストーム（2017年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「カラベルラティーナ船で到達した喜望峰の別称。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時10歳）と交配したカラベルラティーナが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

7月21日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

3歳（2020年）

5月9日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

7月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

8月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着を確保した。

8月30日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート2400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

2020年9月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月16日、中9週で迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた9戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

4歳（2021年）

3月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた10戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八九十（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた12戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

2021年6月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。