アフェクシオン（2012年生、母マイネミモーゼ）

アフェクシオン（2012年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛情、思慕（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のコンデュイット（当時7歳）と交配したマイネミモーゼが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,300万円（13万×100口）で一口馬主が募集された。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

10月12日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

12月27日、中6週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、クラシコに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2015年）

1月24日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のプラントアゲンを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3月21日、中7週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた6戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

10月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の西郷特別（福島芝1800m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

4歳（2016年）

1月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の鞍ケ池特別（中京芝1600m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

4月10日、中9週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

6月7日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた12戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた13戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1七 C2四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月11日、中9週で迎えた15戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、駒場賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5歳（2017年）

2月13日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた18戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた19戦目は、神スイング賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月18日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた22戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。