シゲルキクヒメ（2007年生、母ヘイセイマリー）

シゲルキクヒメ（2007年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋上杉景勝の正室・菊姫より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のメジロベイリー（当時9歳）と交配したヘイセイマリーが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は町屋勝幸。戦績は、中央平地1戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、マルシチ牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって84万円で落札された。

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月21日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず18着に終わった。

12月26日、中4週で迎えた2戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシゲルイッテツに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2010年）

1月3日、連闘で迎えた3戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月10日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。