メイショウノビノビ（1999年生、母メイショウフローラ）

メイショウノビノビ（1999年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時14歳）と交配したメイショウフローラが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

2月23日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、勝ったキョウワウィットにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

3月17日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳新馬（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

4月20日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたホシノササヤキ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したサフランブリザードを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月26日、中2週で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヒシミラクルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中3週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブルーストーンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

4歳（2003年）

9月7日、約13か月半の休み明けで迎えた11戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。