ユーワスパーク（1989年生、母ピーチクリアー）

ユーワスパーク（1989年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のパドスール（当時10歳）と交配したピーチクリアーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回、中央障害6戦2勝。主な勝ち鞍は1993年の障害5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

伊藤修司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

4月26日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のマイネルスイングを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月14日、中6週で迎えた2戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したネーハイリボーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の羊ケ丘特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた5戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったイブキスーパキングに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月29日、中4週で迎えた6戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の豊栄特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の豊中特別（阪神芝2200m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

4歳（1993年）

2月21日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝2600m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は村山明騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターローズに1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月1日、中3週で迎えた11戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスノーファントムに半馬身の差をつけて1番人気に応えた。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 曇）に出走。鞍上は村山明騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。