エンシュライン（1998年生、母Berhala）

経歴

デビュー前

2歳のとき、バンダム牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、本田千恵によって1,890万円で落札された。

2歳（2000年）

10月8日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

12月10日、中8週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3歳（2001年）

7月28日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

11月5日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワンダーツェーンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒミノウイニングにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月15日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3（金沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オーミジャストリーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

12月24日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2002年）

1月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月8日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和義騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた14戦目は、村松成哲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松成哲騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月5日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた17戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村松成哲騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（11戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた23戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリトルプロスターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた28戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田弘治騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。